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二流のアーティストとなるより、一流の職人たれ
物書きという仕事には、三種類のパターンがある。表現者・記録者・代弁者だ。

表現者とは、ある種のアーティストである。自分の中にある何かを書く。書かずにいられない。あるいは、書いた物を読んだ人が感動したり元気づけられたりするということで、その作品が評価される。小説家とか詩人とか呼ばれる。

記録者とは、世の中で起きていることを記録し、それを遠隔地にいる人や後世の人に伝える。それによって、良いことが波及したり、悪いことが再発しないように社会に働きかける。ジャーナリストと呼ばれる。

代弁者とは、誰か、もしくは何かが世の中に伝えたいことを、より適切な状態にして発信する、いわば発言の職人だ。神の言葉を伝達する巫女のようなものと言ってもいい。本人が語るより、よほど相手を感銘させることができるのが、職人と呼ばれる物書きだ。
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